収納術不要!ドイツ家庭のタオル収納
収納術不要!美しいタオル収納が叶うたった1つのコツ
開けるたびに“うっとり”みとれてしまう。
これがドイツ家庭のタオル収納です。
これが可能なのは「ドイツのお家は広いから」または「ドイツには特別な収納グッズがあるから」ではありません。
逆に言うと、狭い家でも、特別な収納グッズがなくてもできるということです。
さらに、私は”狭い家こそ!”実践してほしい方法であると考えています。
美しいタオル収納の鍵を握るのは“タオルのサイズ”です。タオルは「スポーツタオル一種類」に絞るのが重要なポイントです。
スポーツタオルとは、フェイスタオルとバスタオルの中間のサイズのタオルの事を言います。
ドイツでは、この中間サイズのタオルをフェイスタオルとバスタオルの両方として使います。
フェイスタオルとして使用した場合、家族皆んなで手を拭いても、すぐにベタベタになるということがなくなります。フェイスタオルより大きく、面積が十分だからです。
また、バスタオルとして使用した際、洗濯時の生乾きの悩みも解消されます。バスタオルより小ぶりで早く乾くからです。
来客用のタオルは、生地やデザインの素敵な同じサイズのものを用意します。
この「全て同じサイズで揃える事が、誰でも美しい収納ができるコツ」であると私は生活から学びました。
サイズごとに分けなくても良いので、収納場所の節約にもなります。
また、“特別な収納技術”が必要ない事もポイントです。
普段、家事を担当していない人が手伝ってくれた後に、「こうじゃない!」とガッカリする事もありません。
“誰にでも明確なルール”を作っておくと、手伝う側も困らないし、手伝ってもらう側もガッカリせずに素直に感謝でき、家族みんながハッピーです!
「バスタオルとフェイスタオルを持つべき」という“常識”で、タオル収納に困っている方は、ドイツ式「タオルは一種類に揃える」を“我が家の常識”として取り入れてみてほしいです。
(MANAMI KAUFMANN著)
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