バルコニーにて

秋分の日が過ぎ、日本も朝夕は過ごしやすくなってきた頃でしょうか。

ドイツは日本のように、35度を越える日が何日も続くということはありませんでした。

それでも何日かあった、焼けるような日差しの夏が終わり、コスモスを見ながら涼しい風を楽しむ季節にほっとしているところです。

(夫の祖母のお庭より)

ドイツ人は、日光浴が大好きです。夏には川沿いで水着を着て、本を読み、日光浴を楽しむ人が大勢います。

肌寒くなってきた秋、少しでも日光に当たっていたいという、ドイツの人の気持ちを垣間見れた出来事があったので、今回はその事について書きたいと思います。

これは、我が家のベランダです。お隣のおばあさんのベランダの様子を再現してみました。

ベランダ用のテーブルに、クロスを被せます。

その上に、暖かいお茶やお茶菓子を用意します。

今日は私のうちには生花はありませんでしたが、おばあさんのお家では、可愛らしい小さめの生花が飾ってありました。

クッションや膝掛けも用意し、秋仕様のベランダ完成です。

こうして、肌寒くなってきた秋でも、ベランダで日光浴を楽しめます。

お家時間が長くなり、行き詰まった時、外の風を浴びると想像以上にリフレッシュできると気がつきました。

（MANAMI KAUFMANN著)