マツバギク(松葉菊)夕方に花を閉じます
マツバギクが開花の時期を迎えました
日当たりの良い石垣の上から垂れ下がって咲き誇るマツバギク。
その名前は、葉がマツ(松)のように細長く、花がキク(菊)に似ていることから名付けられました。
初夏の訪れとともに、美しい花々が一斉に開花し、庭を鮮やかに彩ります。
マツバギクの魅力の一つは、その独特な生態にあります。
日中には大きく花を開き、夕方になるとゆっくりと閉じていく姿は、まるで私たちの生活リズムとシンクロしているかのようです。
朝に目覚め、夜に眠る私たちと同じように、マツバギクも一日のサイクルに合わせて花を開閉します。
この現象は「就眠運動」と呼ばれ、植物が光や温度の変化に応じて行うものです。
興味深いことに、雨の日や曇りの日には花を閉じたままにすることもあり、天候に敏感な植物と言えるでしょう。
<<朝からの様子を撮影しました>>
マツバギクの花色は実に多様で、赤、白、ピンク、紫、黄、オレンジなど、さまざまなバリエーションがあります。
中でも、我が家ではピンクのマツバギクが毎年鮮やかに咲いてくれます。
この花の素晴らしい点は、その手間いらずの性質です。
特別な肥料や水やりを必要とせず、自然のままに育ち、毎年美しい花を咲かせてくれます。
庭に彩りを添えつつ、手間をかけずに楽しめる理想的な花と言えるでしょう。
しばらくは、マツバギクの鮮やかな色合いとともに過ごす時間が続きます。
季節ごとの変化を感じながら、庭先に咲くこの美しい花を愛でるひとときは、日常の忙しさを忘れさせてくれます。
マツバギクの花が咲き誇るこの時期、ぜひ皆さんもその美しさを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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