朴葉ずしと山法師(ヤマボウシ)
昔ながらの作り方
田植えが終わり、朴の葉が大きくなるこの時期に作ります。
各家庭で手作するので、その具材・包み方は様々です。
夫の田舎では、酢飯を中央に縦置き、しめサバがメインに、取り巻きは菊ごぼう・椎茸・貝時雨、彩りに紅ショウガ・金糸卵・茎わかめとなります。
具材を斜めに配置するのが昔からの伝統です。
以前は、しめサバはシーチキン、菊ごぼうはフキの煮つけだったような気もしますが、お好みで乗せるのが良いと思います。
包み方は、四つ折りに包みます。二つ折りの家庭もあるようです。
朝取りの朴葉を使い、酢飯も若干温かいので、葉の移り香が良く、ついつい食が進んでしまいます。
この地方の伝統食なので、絶やさず作っていこうと思います。
ヤマボウシ(山法師)が、葉のグリーンを覆いつくすように白い花が咲き、遠くから眺めるととても見事で見入ってしまいました。
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